いつもblogを読んでいただきありがとうございます!
スリーグッドシングスについて最近興味を持ってくださる方が多く、質問されることも増えたので改めて過去記事をリライトしています。
ポジティブ、ポジティブ心理学、三つの良いこと、という言葉に違和感やうさんくささ感wwを持っている私のような方こそぜひ読んでいただけると嬉しいです!!(2023.7.2 追記)
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少し前から『ポジティブ心理学』に興味を持ち始めて勉強しているsaiです。
ということで今日は、インプットした知識をアウトプットして自分の中に落とし込む作業として皆さんにシェアしたいことも含めまとめてみました。
ポジティブ心理学とは
私はポジティブ心理学って名前聞いた時「うさんくさいなー」と思ってしまいましたので(笑)、はじめにポジティブ心理学について簡単に説明します。
ポジティブって言葉がついているので、「ポジティブ精神でがんばってこーぜ!」という心理学と思われがちですが、ポジティブ心理学とポジティブシンキングとは全く違います。
ポッロンタロは病気になる前の段階(未病の段階)で心や身体が病気にならないように予防することの大切さをいつもお話させていただいています。
その考えにとても近いのがこのポジティブ心理学です。
ポジティブ心理学では、心の病にはなっていなくてもそうならないように気をつけたり、心の病にかかっていない今の状態をよりよくして幸せな状態に持っていくことを目指しています。
不安やストレスへの対処法や怒りの感情の処理方法、どうすれば心穏やかな幸せに近づけるのかをポジティブ心理学では学べるので「心のセルフメンテナンス」に取り入れられるのではと思っています。
ポジティブという言葉って、私の勝手なイメージで「押しつけ感」があってあまり好きな言葉ではなかったんですが、そうじゃないんだよ!ということをまずはお伝えしておきますね!!
ただし、今現在すでに心の病にかかっているという方には、ポジティブ心理学を取り入れることでさらに辛くなったりすることもあるそうです。
three good things(スリーグッドシングス)とは
ポィティブ心理学について、ザックリ(めっちゃザックリ)と理解していただいたところで、早速『three good things(スリーグッドシングス)』について説明していきます。
簡単にいうと、三つの良いことを寝る前に書くというメソッドです。
これまた私の勝手なイメージなんですが・・・
「三つの良いこと」という既出感、なんとなくヤなスピ系感、宗教感。
私と同じようなイメージを持った方も多いかもしれませんが、ちゃんとした科学的エビデンスがあるのでご安心を!!
ポジティブ心理学の創始者であるセリグマンが考案した「今日あった三つの良いことを書く」エクササイズのことです。
寝る前に三つの良いことを書き出すエクササイズは、嫌な出来事に対する認知を変える力があるそうです。
人は1日の終わりにその日を振り返った時、その日色んなことがあったにも関わらず、今日あった嫌なことに焦点を当ててしまいがち。
そしてそのことで頭がいっぱいになってしまう傾向があるそうです。
そんな風に嫌なことばかりに目がいってしまうと、その日にいいことがたとえ10個あって嫌なことが2個だったとしても、その日は嫌な日だった認知してしまうのです。
でも寝る前にその日の三つの良いことを書くと、なんとなく過ごしていた1日の中にも良いこと(悪くないこと)があったと気づくことができるだけでなく、さらにそれを元にその日1日を良い日だったと脳がメタ認知(客観視)し見直す(フィードバックする)ことができるわけです。
『寝る前に書く』というのがポイントです!
とは言え、1日に3つも良いことなんて毎日あるわけない・・・と思う人もいるかもしれません。
私もそう思ってました。
ですが、何も大きな出来事である必要なんてありません。
例えば・・・
- 今日は天気が良くてお洗濯がすぐに乾いてよかった!
- コンビニでランチを買う時、大好きな塩おむすびがラス1で買えた。ラッキー!!
- 今日も家族揃って夕飯が食べられて嬉しいな。
- 目覚ましのアラームが鳴る前に目が覚めた。寝坊しなくて良かった♪
などで大丈夫。(ちなみにコレ私のthree good thingsの抜粋ですww)
私の抜粋見れば、なんだそんな程度でいいんだ!と思ってもらえると思います(笑)
このように些細なことでも毎日続けていると、1日の中で起こる良いことに自然と目がいくようになってきます。
良いことを楽しむ力がいつのまにか鍛えられ、その日1日を自然と満喫していることに気づきます。
ただ、今とても辛いことのど真ん中にいてどうしても良かったことは無かった・・・という方は、『良かったこと』という考え方ではなく『普通のこと(つらくない瞬間)』を書くといいそうです。
例えば、
- ○○の音楽を聴いている時は気持ちがあがる
- ペットと散歩して遊んでいる時は心がホッとした
- お風呂に入っている時だけはつらいことを忘れられる
などで大丈夫です。
その瞬間幸せ・・とは感じなくとも不幸ではなかった「普通の時間」だったわけです。
この普通の瞬間を寝る前に書くことで「今日は普通の日」として脳が認知します。
悪い日として1日を終わらせない・・・それがthree good things(スリーグッドシングス)の一番の効果だと思います。
私の感想
意外や意外、実は結構続いているんです。この三日坊主の私が。
もちろん、やり始めた時はいいことなんて無い!!と思って、書くのに結構時間かかっていましたけど。
今は「あ、これラッキー!3gtに書こう♪」と思うことも増えたし、最近は3gtを書いて瞑想して寝るというルーティンになったことで、びっくりするくらいスルリと入眠するんです。
どんないい効果があった?と聞かれたら、私は迷わずこう言います。
「めっちゃ眠れる」
three good things(スリーグッドシングス)を取り入れよう
このthree good things(スリーグッドシングス)は手帳レッスンでもお話させていただいています。
レッスンでは私の手帳の中身もお見せしながら、手帳を相棒にする大切さなどもゆる〜〜〜くお話させていただいています。
難しく考えずに、ただ何となく過ごしていた毎日にほんの少し気持ちを向けて。
まずは1週間その日の3つの良いことを夜寝る前に書き出してみませんか?
three good things(スリーグッドシングス)、オススメします♪
▽手帳レッスンはこちら▽
▽こちらは参加してくださった方からいただいたご感想です▽