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許せないを許すに変える方法

心理学

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店主sai
店主sai

いつもblogを読んでいただきありがとうございます!

少し前から『ポジティブ心理学』に興味を持ち始めて勉強しているsaiです。

さて今回はお客さまとの会話の中で出た許せない相手をどうやったら許せるようになるのかについて。

ポジティブ心理学を学びはじめて、私自身が心がけるようになった「方法」についてお話してみようと思います。

人生の無駄遣いだと知る

今あなたには「許せない」とか「憎い」と思う人はいますか?

そこまで強い感情じゃなくとも、「腹がたつな」とか「頭にくる」なんて怒りを感じる相手はいるのではないでしょうか。

人間だもの、腹がたつ相手やどうしても許せないと思うこともあると思います。

でも、腹がたつとか許せないと思っている時間はその人のことを考えているということ。

限りあるあなたにとっての大切な時間

大嫌いで許せない人のことを考えているなんて本当に時間の無駄遣いじゃありませんか?

もっと言えば人生の無駄遣い・・・。

あなたが眠れないほど腹がたっている時、相手はスヤスヤと寝ています。

あなたが何をしても楽しめずイライラしていたとしても、ひょっとしたら相手は大笑いして楽しい時間を過ごしているかもしれません。

「許せない」は時間の無駄!

と、時間の無駄遣いは人生の無駄使いと言うふうに、まずは思考の切り替えをする癖をつけていきましょう。

自分の心と身体を傷つけている

実はイライラした気持ちや憎しみなどの激しい怒りは、自分の心と身体に大きな負担をかけているということを知っていますか?

  • カーっとする⇒心臓に負担
  • イライラする⇒胃がキリキリ
  • 憎しみの感情⇒血管を詰まらせてしまうほど血液もドロドロ

結果⇒免疫力が低下し様々な病気を引き寄せている

逆に言うと、イライラした気持ちや憎しみなどの激しい怒りがない人は、心臓にも胃にも負担が少なく怒りで血液がドロドロになることもなく、結果免疫力が高まり色々な病気を未然に防ぎやすい・・・とも言えます。

「許せない」という感情があるということは、大切な時間を奪われるだけでなく、結果的に自分の心と身体を傷つけている・・・。

「許せない」は損している

イライラした気持ちや憎しみなどの激しい怒りのせいで自分自身が損をして傷つくだけならば、早いとこ手放した方がいいと思いませんか?

「許す」と言うことの意味

とは言え、です。

怒りが強ければ強いほど、簡単に許すなんて納得がいかない!!

その気持ちすごくわかります。

ですので、以下(引用文)の赤太文字の部分だけでも読んでみてください。

あまり難しく専門的なことは書きたくないので大切なことだけ引用しますね。

アメリカの「許し方」研究の第一人者で心理学博士スタンフォード大医学部・臨床科学研究員のフレッド・ラスキンは、

許すということは、不当な行為を大目に見ることではない
加害者との人間関係を修復するものでもない

(その上で)

「過去の痛み少なくすることを選択すること
「過去のつらい出来事を冷静に振り返ることができるようになること」
許すことは相手のためでなく、自分のためになるものである」

フレッド・ラスキン

と言っています。

実は「許す」は最も難しい感情コントロールです。

そう簡単に「許す」という行動に移せないものです。(わかります)

ですが、赤太文字だけ読んでもらうと、「許す」のイメージが少し変わりませんか?

許せないを許すに変える方法

では具体的な2つの方法をご紹介します。

まず1つ目。

損して得取れ
損をしても、それをもとに大きな利益を得る

「許す」ことはなんだか悔しいし損した気持ちになるかもしれませんが、大切な時間をこれ以上無駄なことに費やすより、早いとこ手放して別のことに時間を使うことのほうが得です。

損じゃないです、むしろ得です。これから先はその感情に縛られることはないと思えば大きな得・収穫。

許せないという感情に縛られていたのですから、手放した瞬間意外とスッキリしますよ。

そして2つ目。これは、関わりのあった相手に対して有効な方法。
(知らない人や初めて会った相手などには使えませんが)

感謝で記憶の塗り替え
脳に良いことを記録しちょっぴり勘違いさせる

たとえ許せない人であっても実際に関わりのあった人ならば、過去に1つくらい感謝できることがありませんか?

  • 仕事をサポートしてくれた
  • 悲しんでいる時に慰めてくれた
  • 誕生日を祝ってくれた
  • 親切にしてくれた
  • 優しい言葉をかけてくれた
  • 何か贈り物をくれた

などなど・・・小さなことでもいいんです。

その相手との関係性が良かった時にしてもらった感謝できることや嬉しかったことを思い出します。

1つでも大丈夫。

その1つの感謝できることを、「許せない」という感情が出た時にセットで思い浮かべるようにします。
(許せない、腹がたつと思ったらその都度繰り返し感謝できることをセットで思い浮かべます)

  • めちゃめちゃ頭にくるけど、あの日残業を手伝ってくれたな
  • 許せない、でも落ち込んでた時に励ましてくれたよね
  • 腹がたつ、だけどいつもコーヒーをおごってくれたな

ポイントは、ネガティブの後にポジティブを持ってくること。

めちゃめちゃ頭にくる(ネガティブ)、だけど⇒残業を手伝ってくれた(ポジティブ

最後に脳に良いことを記録しましょう。脳にちょっぴり勘違いさせるんです。

フレッド・ラスキンの言うように、決して不当な行為を大目に見るのではありません

痛みを少なくすることを選択し、結果的に自分のためになる方法、それが許すことに繋がります。

許せない相手と何事もなかったかのように付き合いましょうと言っているわけではないので、少し納得できませんか?

本当は誰かを恨んだり憎んだり許せなかったり・・・なんて感情は誰だって抱きたくないものです。

できることなら穏やかに過ごしたいもの。

でも人間は1人では生きていけません。

必ず誰かと関わって生きていく以上、合う合わないという感情は生まれます。

生きるためのヒントとして知っておくと、自分が楽になれると思いますよ。

腹がたつ、許せない・・・そんな感情を今もずっと抱えていたら、まず試してみてはいかがでしょうか。

それでもまだスッキリしない、誰かに話を聞いてほしい・・・。

そんな方はお気軽にポッロンタロに来てお話ししませんか?
(オンラインにも対応しています)

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