いつもblogを読んでいただきありがとうございます!
今日はお客様との会話の中で出たあるコトについて。
知っているようで意外と知らない、これって都市伝説?のお話しをぜひ皆さんにシェアさせてください。
今回もお客様にご了承いただいた上でご紹介しています。
子宮を取ったら女性ホルモンは出ない?
ご病気により過去に子宮全摘をされた現在40代後半のAさん。
子宮全摘をされたのは、30代半ば。すでに3人のお子様がいらっしゃったこともあり、迷いもあったけど子宮全摘を決められたそうです。
ある日ご来店いただいた時のお話し。
Aさんがこうおっしゃいました。
子宮取ってから女性ホルモンも出ないし
私の場合その時から更年期ですよ!!
子宮を取ったらホルモンは出ない
この言葉、、実はAさんが初めてではないんです。
これまで他のお客様からも似たような言葉をよく聞くことがありました。
では、子宮を取ったら女性ホルモンは出ないのでしょうか??
女性ホルモンはどこから分泌されているの?
そもそも女性ホルモンは卵巣から分泌されています。
ですので、子宮を取ったからといって女性ホルモンは出ないということはありません!
それに、Aさんがおっしゃったように子宮を取った時から更年期というのももちろん間違いです!!
更年期と閉経の関係
Aさんのように自然閉経に達する前になんらかの病気により卵巣や子宮摘出の手術などで人工的に閉経に至った場合は、医師の診察のもとふたつのホルモンの値(卵胞刺激ホルモンとエストロゲン)と、年齢など総合的に評価して閉経と診断されます。
更年期とは、閉経前5年間と、閉経後の5年間を合わせた10年間の時期です。
障害となるほどの不調が出た場合は更年期障害と言いますが、あくまで更年期とはその期間(時期)のことなので、誰でも通るライフステージ(期間)のことなのです。
つまり、更年期というのは閉経してはじめてわかるもの。(閉経しないとその前後5年がわからない)
このことからもAさんが言う、子宮全摘の後から更年期というのが間違いだということは理解していただけたと思います。
ただ、平均的に閉経が50歳前後の方が多いことから、40代に入ると更年期かな・・という目安にはなるかもしれません。
女性ホルモンについての知識を持とう
今20代の方も無関係な話としてスルーせずに、私たち自身に必ず訪れるライフステージだからこそ、女性ホルモンについての知識は持っておきたいものです。
たしかに年齢的に50歳前後に閉経を迎えることが多いですが、閉経は個人差があります。
また、女性ホルモンはメンタル面や自律神経にとても左右されるものです。
年齢だけを目安にせず、普段から自分自身の心と身体から発せられるメッセージをキャッチすること。
そのために自分自身の体調管理はもちろん自分を知ることがとても大切です。
ポッロンタロでは、ボディスキャン瞑想を取り入れた施術とご自宅でできるセルフメンテナンスの方法をお伝えしています。
今後も自分の身体をケアする「ご自愛」の大切さや女性ホルモンや更年期のお話しなどblogを通じて発信していきますので、よろしければご覧くださいね。
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