遡ること10月26日。
姉妹のような、娘のような、大切な大切な相棒のマロン(猫/♀/17歳)とサヨナラをしました。
その日のことは、まだ普通におしゃべりできるほど私の中で消化していないので割愛しますね。
その日から私は、何をするにも悲しさが優先してしまい。
大切な誰かを亡くすことは、人間や動物といった区別はありません。だって、家族ですから。
仕事はね・・・します(してました)、もちろん。
お客様との会話だって、きっと普通にできていたと思います(その頃にお会いしたお客様や生徒さん、どうでしたか?私)
でも自宅に帰ると涙が止まらないんです。
父が亡くなった時と同じような状態でした。
心配していた母が、「マーちゃんのお墓の横に花壇を作ろう!」と私を買い物に誘ってくれました。
我が家は田舎なので、歴代の娘・息子たちのお墓が近くにあるんです。
マーちゃんのお墓は他の子達とは少し離れた場所だけど、私には一番近い場所。
だから、寂しくないようにたくさんのお花を植えてあげたいなと思い、近くのお花屋さんに行きました。
季節柄、これから咲くお花は少なかったけど、また春になったら新しいお花を増やそうということで、いくつか購入しすぐに植え替えをしました。
このことを知っている友人たちはとても心配してくれていました。
多くは語らないけど、きっと母もとても心配していたと思います。
だから、このまんまじゃいけない!!って思ったんです。
これから寒くなってお花もあまり咲かないけど、花が咲くうちはうんと元気な花を咲かせてあげたい・・・
気持ち切り替えて、鼻歌交じりに花壇の水やりを始めた矢先でした。
ド派手におおコケ・・・(泣)
ほんの少し(まじでほんの少し)遠回りをすれば良いだけなのに、横着してチェーンを跨いでショートカット。
躓いた瞬間思わず掴んだフェンス、すぐに手を離せばよかったものの掴んだまま転倒・・・。
掴んだ腕は、転倒した方とは逆の方向に残ったまま。
擦りむいた膝の方が痛かったので、すぐには病院に行かずアイスノンで冷やせばなんとかなるだろう。そう思っていたんです。
そしたら、これまでの人生の中で感じたことのない凄まじい痛みと脂汗。
あれ?これってもしかしてヤバイ系?!
たまたま近所にいた親戚に病院まで連れてってもらいました。
自分で歩くその振動、乗っている車の振動がめちゃめちゃ肩に響いて、自然と涙が出ていました(泣笑)
ようやく病院に到着したものの、整形外科は広い病院の一番奥にあるんですもん。
また泣きました。振動が肩に響くので、一歩一歩の歩幅がちっちゃいのなんの。整形外科まで何時間も歩いた気分でした(笑)
予想はなんとなくしてはいましたが、診断の結果
左肩の脱臼&骨折。
正式な診断名は『上腕骨大結節骨折』
手術が必要とのことでしたが、即入院ではなく翌週にあらためて連絡があるとのことで、その日は一旦帰宅しました。
担当の先生が症状や手術の内容などをお話してくださっているのはわかってはいたのですが、如何せん痛すぎて内容が全く入ってこず・・・。
とにかく
- 残念ながら脱臼&骨折でしたよ!
- プレート入れる手術が必要です!
- 入院は来週以降連絡しますね!
くらいしか記憶に残っていなかったです(笑)
ということで、
いつまでもメソメソしないで前向きに頑張ろう!!
という矢先の大怪我だったわけで。
私、なんか悪いことしたのかな〜〜。
バチあたるような悪いことをきっと知らないうちにやってしまったんだ・・・と、さらに落ち込んだのでした。
なんとかなるさ!精神の私ですけど、さすがに落ち込みました。
ということで、これがエピソード0。
次回からいよいよ入院日記を綴ってまいります。